ボイトレ用語の凶悪さ!「声を当てる」の意味は!?カラオケ上達イミフ用語集

この記事を書いているパンダ
きんぱん
30歳サラリーマンからミュージシャンを目指すヤバい男

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さて、ボイトレ・カラオケ上達のためのイミフ用語の解説なんですが、
今日は「声を当てる」です。

このイミフさは凶悪です。怒りすら覚えます。

ボイトレ関連の記事を読んだり、実際にボイトレを教室で習ったりした人は
このイミフワードに遭遇したことでしょう。

とはいえ、私もこのサイトでこの「声を当てる」という表現を使ってしまっております。
このイミフ用語をエラそうに使って説明した気になっていることに、
ワタクシきんぱんは心が痛んだので、
今日はこれを詳しく解説しようと思ったわけであります。

私が独学でボイトレしている時は、この「声を当てる」の意味が全く分からなかったので
ひたすら無視!でした。

しかしスクールでボイトレレッスンを受けるようになって、
ようやくこの意味を理解しました。

理解できるようになったことで、先生の言っていることや、
他のボイトレサイトで書いてあることがすんなり理解できるようになり、

練習効果が向上しました。

言葉の意味を理解することで、
実際の体の動きを理解することにつながります。

 

この記事では、「声を当てる」の
意味、
使い方、
練習方法

を解説します。

概念をしっかりと理解することで、
練習効果が向上します。

体で何が起きているのかが、分かるようになります。
つまり、肉体をコントロールすることにつながるのです。

この記事で、イミフワードを避けて通るのはやめにしましょう!

 

「声を当てる」の意味

まず、イメージと実際との話は別 と理解しよう

一言で表すのは難しいんですが、

「声を当てるようなイメージ」

ということです。

「声を当てる」とは、あくまでもイメージ・感覚の話であって、

実際に体で起きていることではありません

 

この言葉を意味不明なものにしてしまった根本的な原因は、
イメージと事実をごっちゃにしちゃってることなのです。

声を当てる を説明するときに、
「声をここに当てるようなイメージで」
と言ってくれれば分かったのに、

「当てて!そこに当てて!」などと言うからわかんなくなる。
あたかも実際のように言うから。

まずは、ただのイメージということを理解してください。

どうするために使われる言葉なのか

この「声を当てる」という表現を使う時、
サイト作成者や、スクールの先生が何をさせようとしているか
という話です。

これは、「声を共鳴させる場所をどこに持っていくか」

を説明するときに使われます。

ただし注意していただきたいのは、

”共鳴”

ということすら、実は イメージの話 ということです。

なので、正しく表現するなら、

「声をどこに共鳴させるイメージで」

というのが正解です。

 

それを踏まえて、「声を当てる」と言っているとき
なにをさせようとしているかというと

その音程に合った 発声方法を 意識させようとしている

ということです。

うーん難しいですね。

例えば、低い音程の時は、チェストボイスにすることが多いです。
チェストボイスをしっかり出させたい時、

「胸に声を当てるように」

と言います。

また、換声点を越えた高い音程を出そうとしたとき、

「声を後頭部に当てるように」

と言います。

 

そのように意識・イメージすることで、
体の動きをコントロールし、
その声を出しやすくするために、
この「声を当てる」は使われます。

 

なので、この言葉「声を当てる」を、
イメージと事実ごちゃまぜにして説明する人は

信用しないでください

そういう人やサイトは、
感覚でしか教えることができない、
または事実を理解していない
可能性が高いです。

当然ながら、感覚は人によって違うので、
感覚でしか説明しない人から教わると
間違ったことを教えられることになってしまいます。

 

実際に体で起きていることと使い方

発声学とか、喉の筋肉のこととかまで
正直そこまで専門的にわからないので、
分かる範囲でお話しします。

※科学的な根拠がないので、現時点では絶対そうとは言い切れません!

ここでは、
「声を当てる位置」として
頻繁に使われる部位別に 解説します。

これらの部位に当てることをイメージするとき、
実際に体では何が起きているかということです。

 

後頭部に当てる

発声できる範囲の最も高い音程を出すときに使われる。

ファルセット・柔らかいヘッドボイスを出す際のイメージです。
一般的な男性ならだいたい、hiB~それ以上 ※個人差あり

実際の体の動きはこう

  • 声帯が背中側にひっぱられている
  • 軟口蓋が上に持ちあげられている
  • 声帯を閉鎖する筋肉はあまり使われていない

頭頂部に当てる

これも最高音、シャウトなどを出すときに使われる。

主に芯のある裏声、硬い(強い)ヘッドボイスを出す際のイメージです。
一般的な男性ならだいたい、hiB~それ以上 ※個人差あり

実際の体の動きはこう

  • 声帯が背中側にひっぱられている
  • 軟口蓋が上に持ちあげられている
  • 声帯を閉じる筋肉が強く使われている
  • 喉仏を上にあげる筋肉が使われている

鼻に当てる

中音域・ミドルボイスの音域を出す際に使われる。
換声点付近の音程。
鼻腔共鳴を強めたい時に使う。

一般的な男性ならだいたい、mid2G~hiB くらい。※個人差あり

主にミドル(ミックス)ボイスを出す際のイメージです。

実際の体の動きはこう

  • 喉仏を上げようとする筋肉が使われる
  • 軟口蓋が上に持ち上げられる
  • 声帯は前方向に縮もうとする

前歯のウラに当てる

中音域・ミドルボイスの音域とそれよりやや低い音域に使われる。
換声点付近からそれより少し低いところまで。
鼻腔共鳴を強めたいときに使う。
また、声を前に出したい時、焦点を絞って響きの強い声にしたい時に使う。

一般的な男性ならだいたい、mid2C~hiAくらい。※個人差あり

主にミドル(ミックス)ボイス、硬め(強い)ミックスボイス、高いチェストボイスを出す際のイメージです。

実際の体の動きはこう

  • 喉仏を上げようとする筋肉が使われる
  • 軟口蓋が上に持ち上げられる筋肉はさほど使われない
  • 声帯を閉じる筋肉が強く使われる

 胸に当てる

中音域からそれよりも低い音域で使われる。
地声の音域。
また、音圧を強くする、音を重くしたい時に使う。

一般的な男性ならだいたい、mid2C~それ以下 ※個人差あり

主にチェストボイスを出す際のイメージです。

実際の体の動きはこう

  • 喉仏は下げる力が使われる
  • 声帯は閉じる筋肉が使われる
  • 声帯が体の前面側に縮められている

練習方法・イメージのしかた

上で説明した、
それぞれの当てる位置別に、どうすればうまく当てられるかというイメージの仕方のコツを書いていきます。

「当てる」がそもそもイメージの話なので、
イメージのイメージって話になるんでちょっとおかしいんですが。

後頭部に当てる

  1. 息を背中に沿って送り出し、後頭部から出すイメージ
  2. 喉仏の背中側を後ろに引っ張りながら声を出す感覚

イメージ⇓

このような感覚を持ちながら、声を出すと後頭部に当てる感覚が持てます。

この際、発声する声は、柔らかく、オペラっぽい音を意識してください。

音を硬くすると、当たる位置が前に行ってしまいます。

頭頂部に当てる

  1. 息は下からまっすぐ軟口蓋を直撃し、頭のてっぺんに突き抜けるイメージ
  2. 声の焦点を絞るイメージ

イメージ⇓

鼻に当てる

  1. 息は鼻筋を抜けて出ていくイメージをする
  2. 鼻を鳴らす感覚

前歯のウラに当てる

  1. 口から前方向に、鋭い矢を飛ばす

鼻に当てた時よりもさらに、前に向かって音圧の高い音が出ます。

音質は硬くなります。

胸に当てる

  1. 胸に手を当てて振動するのを感じる
  2. しっかり下方向を意識して胸が鳴るのを感じる

まとめ

今日はボイトレにおける、「声を当てる」ということについてお話してきました。

長々と書いてはきましたが、結局は、

ただのイメージだよ

ということです。

こんな声質で出したい、この音域を出したい と思った時に、
体のどこに声を当てるイメージをすると出しやすいですよ という話。

 

なので、体のどこかに声が当たる ということが実際に起きているわけではないことに注意してください。

実際に体で起きているのは、あくまでも

そのようにイメージした時に、筋肉や喉、口、声帯の動きが その声に適した状態になっている

ということです。

 

なぜこういう変な表現が定着したのかというと、
喉や声帯の動きは目に見えないため、
どの筋肉をどう動かす 
という説明がしづらいからです。

説明できたところで、教わる側が理解できるとは限りませんし。

なので、自分の感覚に合わなかったら、

ぶっちゃけ シカト でいいです。

だって感覚は人それぞれですからね。

 

もっとあなたに合ったイメージの仕方があれば、
それで構わないと思います。
自分の出したい声が出るんであれば。

ただ、はじめはどうしたらそんな声が出るのか
全くわかりません! という場合、
「声を当てる」がイメージしやすい人が多いよ~
てだけなんですね。

私自身も、「声を当てる」イメージは理解しましたが、
微妙に感覚が違う部分もありますし。

なので、自分の発声をよく聴きながら、
あ、このイメージだといい声だな
ってのを見つけていくのが
正しい方向性かなと、今は思っておるわけです。

長くなりましたが、今日はこの辺で。

 

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